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みなさん、6月ですね。
6月といえばなんですか?
松田の誕生月です。
ああ、なんということ。松田が生まれた月なのです。
一つの生命がこの世に生まれたことには何の罪もなく、祝福するべきことなのです。
しかし、祝福されるべき魂が、それに値するかどうかはまた別の問題なのであります。
誕生月に松田が何をしているか。
彼は、Facebookとにらめっこしています。
常にFacebookを開き、Facebookのことだけを考え、左目にはFa、右目にはce、左鼻の穴にはbo、右鼻の穴にはok、という文字が浮かんでいるではありませんか。
ああ、なんと恐ろしいこと。このような行いが許されるのでしょうか。
松田のFacebookには、旧友や、仕事関係の付き合いがある方からのコメントが殺到しています。
「まっちゃん、誕生日おめでとう!」
ああ、にやつく松田の顔が見えてきます。細い目がさらに細くなり、その目尻はだらしなくたれています。
調べてみると60件近くのコメントが入ってきています。
松田は蜘蛛。そう蜘蛛なのであります。
恐るべきハンターは、罠を張って婦女子が近づくのを待ち構えているのであります。
見えてきましたか?見えてきましたよね?
松田は、この中から、自分の獲物になるターゲットを物色し、即座にメッセージを送り返してるのであります。
「ありがとう、やすみちゃん(仮名)。
ぼくのことを覚えていてくれて嬉しいよ(どこで会った女か覚えてへんけどな)。
良かったら今度食事にいきましょう。
松田だけに松屋なんかどうですか?」
唯一感心できるのは、松田は自分の本分を忘れないことです。
どのような状況でも、最後の一行で滑ることも忘れないのであります。
松田の生態研究において、6月は繁殖期に位置づけられ、この1ヶ月で見つけたパートナーを1年がかりで料理することが知られています。ドタキャン、既読スルー、意味不明な言動、理解不能な行動などに苦しめられながら、素敵な一年を送ることを厭わない奇特な方は、是非松田のFacebookを覗いてみて下さい。
あらあら、かしこ。
実行委員長ハト

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